動物病院のコンサルティングについて触れていきます。コンサルティング内容及び効果について、説明していきます。
【コンサルティング内容】
動物病院のコンサルティングの実施内容は多岐にわたります。その分、コンサルタント並びにコンサルティングのサービスの質が大事になってきます。
下記、動物病院経営コンサルティングで実施する内容を記載していきます。
・集患対策
集患できる体制が整っていることが業績アップに繋がります。多くの経営コンサルティング会社は集患(マーケティング)に力を入れることが多いでしょう。また、集患の中でも今ではほとんどがWEBマーケティングが中心となっています。HP制作・SEO・MEO・広告がメインとなってきて、この部分を抑えるだけである程度は集患体制を構築できます。ここで大事なのは費用対効果があう提案ができるか、効果を生むことができるかです。
・固定化(継続来院)
この点をしっかり強化しなければ集患でいくら投資しようとも無駄になってしまいます。業績の不安定化も招きます。継続来院を強化するには、どのようなフローでどのような話をしていくかです。固定化が出来ている病院は安定するので、この領域の提案ができるコンサルティング会社は優良といえます。
・単価アップ
動物病院経営にとって盲点となりやすい点が「客単価」です。客単価によって業績が大きく変わってきます。この部分は病院ごとに大きく異なってきます。
「客単価をどう上げていくか」というテーマでコンサルティングを実施することもあります。安直に「現状の料金を上げていく」という提案だけではなく、どのような導線で単価アップをしていくかを提案できるコンサルタントを選択することが望ましいです。
・採用
優秀な人材を獲得するためには、より多くの応募の母集団を形成することです。どの媒体に出していくか、どのような形で出稿していくか、内容はどうしていくかなど応募がきやすい体制を構築していきます。
面談を一緒に同席するケースは少なく、面談のアドバイスなどになってきます。如何にマッチする人材を採用していくかが大事なので、コンサルタントにはそういった提案も必要です。
・組織形成
規模が大きくなればなる程、マネージメントに悩まれる経営者が多いものです。この点をしっかり強化していくと、人員の定着率や動物病院の生産性向上にも繋がってきます。
評価制度などの構築もお手伝いするケースがあります。評価制度はしっかり運用できることが大事で、ただ作成しただけに陥らないことが重要です。また「何故導入していくか?」の根本的な方針も必要です。
・企業間の繋ぎ合わせ
動物病院経営にとって役立つサービスなどの紹介や企業担当者への繋ぎ合わせをコンサルティング会社が実施することがあります。そこで大事なのがクライアントの動物病院に最適なサービスや企業を紹介出来ているかです。この点をきちんとコンサルタントが把握している必要があります。
・その他
コンサルティングの内容によっては、補助金申請代行などの代行業務まで踏み込むこともあります。細々とした質問や代行をするケースもありますが、場合によっては専門外の場合もあります。そのため、逐一対応可能か、答えられるかを聞いて頂くことが大事です。
とにもかくにもコンサルティングというサービスは、担当者によって質が大きく変わるものです。そのため、会社のネームバリューだけではなく担当者の質もしっかり見極めていく必要があります。また担当者との相性が合う、合わないということもあるでしょう。
まずは面談した上で判断していただくことをおすすめします。
また、動物病院専門のコンサルティング会社がいいのか、専門としていないコンサルティング会社がいいのか悩まれる方も多いかと思います。
結論からすると、経営者が求めるサービスや病院の状況などによります。専門知識をそれほど必要としないマネージメント領域などがニーズであれば、動物病院専門以外でもいいでしょう。逆に業績アップなどマーケティング領域であれば専門としているコンサルティング会社を選択するといいでしょう。
一概にコンサルタントを入れることが正解ではありません。他社の介入なしに自走(成長)出来ているのならばそれが望ましいです。そのため、まずは自力で実施してみるのも一つです。
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