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動物病院開業での立地選定

事業計画書作成後、または同時並行で場所やエリアを探されるケースが多いです。中には先に立地を選定してから事業計画書を作成される方もいられますが、どの時点で立地を決めるかは、獣医師それぞれの考え方によります。いずれの場合でも、開業全体の方向性を考える中で立地を検討していくことが重要です。

この立地選定は、動物病院開業が成功するかどうかを左右する非常に大きい要素であり、経営に直結する重要な点となります。判断を誤ると、将来的に廃業や移転といった選択を迫られる可能性もあるため、「どこで開業するのか」「どのような周辺環境なのか」を十分に考慮する必要があります。本記事では、立地選定において押さえておきたいポイントを整理して解説します。

動物病院開業における立地要件

まず大前提として、動物病院を開業できる立地条件があります。これは国で定められているため、その条件内で調査を行いながら場所を探す必要があります。条件を把握せずに進めてしまうと、開業後に思うような集患ができず、経営が成り立たなくなり、結果として廃業に至るケースもあります。

動物病院が診療可能な用途地域

  • 第二種中高層住居専用地域
    ※動物病院面積1,500㎡以内、かつ2階以下
    ● 第一種住居地域
    ※動物病院面積3,000㎡以内
    ● 第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域

事業計画書作成後、事業計画書の作成後、または同時並行で立地(場所・エリア)を探すケースが多いです。中には先に立地を選定してから事業計画書を作成される方もいられますが、どの時点で立地を決めるかは、獣医師それぞれの考え方によります。いずれの場合でも、開業全体の方向性を考える中で立地を検討していくことが重要です。

この立地選定は、動物病院開業が成功するかどうかを左右する非常に大きい要素であり、経営に直結する重要な点となります。判断を誤ると、将来的に廃業や移転といった選択を迫られる可能性もあるため、「どこで開業するのか」「どのような周辺環境なのか」を十分に考慮する必要があります。本記事では、動物病院開業を検討する獣医師向けに、立地選定に関する基礎知識と、失敗を避けるための実務的なポイントを整理して解説します。

 

動物病院開業における立地要件

まず大前提として、動物病院を開業できる立地条件があります。これは国で定められているため、その条件内で調査を行いながら場所を探す必要があります。条件を把握せずに進めてしまうと、開業後に思うような集患ができず、経営が成り立たなくなり、結果として廃業に至るケースもあります。

動物病院が診療可能な用途地域

  • 第二種中高層住居専用地域
    ※動物病院面積1,500㎡以内、かつ2階以下
    ● 第一種住居地域
    ※動物病院面積3,000㎡以内
    ● 第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域、商業地域、準工業地域、工業地域

用途地域の確認は専門知識が必要となるため、不動産業者に相談しながら進めるのが一般的です。ただし、用途地域の条件を満たしていても、オーナーの意向によって契約できないケースがある点には注意が必要です。

立地選定での大事なポイント

● 坪数

診療内容や将来の展開を考慮しながら、最適な坪数を検討することが重要です。無理に大きい物件を選んでしまうと、家賃や固定費が経営を圧迫し、資金繰りが悪化する原因になります。

・1次診療:15~30坪
・1.5次診療:30~60坪
・2次診療:60坪~

坪数が増えるほど家賃も増加するため、診療方針と収支のバランスを分析した上で判断することが求められます。

 

● 間取りと動線

間口が広く正方形に近い間取りは、診療効率や動線設計の面で有利です。設計士と連携し、獣医師としての診療スタイルを反映させることが重要です。

 

● スケルトン

スケルトンでない場合、解体費用が発生し、初期費用が数百万円単位で増加することがあります。

また、退去時の原状回復条件も含め、短期的なコストだけでなく長期視点での判断が重要です。

 

● 家賃

家賃は固定費の中でも経営への影響が非常に大きい要素です。家賃が高すぎると、損益分岐点が上がり、集患が想定通りにいかなかった場合、経営が立ち行かず廃業リスクが高まります。

 

● 駐車場

専門診療や1.5次・2次診療では、15分〜20分圏内からの来院が見込まれます。駅近の立地であっても、駐車場の有無は重要な判断材料となります。近隣コインパーキングの利用も含めて検討しましょう。

 

競合・人口・地域特性

競合病院が多いエリアでも、単純に避けるのではなく、

  • 診療内容

  • 強み・専門性を分析し、差別化できるかどうかを判断することが重要です。

また、人口が多くても単身世帯中心の地域では、ペット飼育頭数が少ないケースもあります。ファミリー層の割合など地域特性の調査が、安定経営につながります。

 

● 分断要因

川や線路などで来院が分断される場合、集患範囲が狭くなる可能性があります。ただし、生活導線として問題なければ過度に気にする必要はありません。

 

● オーナーとの交渉・視認性

フリーレント交渉に加え、外からの視認性や看板設置の可否も重要です。看板が設置できるかどうかは、新規来院数に大きい影響を与えます。

 

立地を探す流れと申込

不動産業者には条件を明確に伝え、「広さ」「駐車場」「駅からの距離」などの優先順位を整理しておくことが大切です。

申込後は契約条件を十分に確認し、不明点があれば必ず相談しましょう。

 

立地選定は、開業時期が遅れる要因にもなれば、想定より早く開業できる要因にもなります。一度決めた立地は簡単に変更できず、判断を誤ると移転や最悪の場合廃業につながる可能性もあります。そのため、立地選定は時間をかけ、慎重に判断することを強くおすすめします。

 

執筆者

株式会社ねこのタミ 代表取締役 辻建三

実際に動物病院の開業を経験したことで、無駄のないセンターピンをおさえたリアリティのあるアドバイスを実施します。

動物病院の経営コンサルティング経験を生かし、開業後に持続的に飼い主様に選ばれ続ける病院作りを見据えた開業を体制を構築していきます。

また、ゴールが「開業」ではなく、「開業後しっかり繁盛するか」に定めており、黒字化するまでサポートを実施しています。

 

医療関係者とは500件以上接点があり、医療関係のセミナーを10年以上計100件以上

コンサルティング実施先は約80~100社

評価構築サポート 100社以上

EDUWARD Press 執筆

パナソニック株式会社 執筆